(via buozo)
スプートニクのいぬうしすみれは話の前後がうまく理解できなかった。彼女はナイフとフォークを宙に止めたまましばらく考えた。「スプートニク?スプートニクっていえば、1950年代にはじめて宇宙を飛んだソ連の人工衛星でしょう。ジャックケルアックはアメリカの小説家なんだけど。たしかにまあ、時代的には重なっているけど」
「だからつまり、当時のその手の小説家のことを、そういう名前で呼んだじゃなかったかしら?」とミュウは言った。そして、特殊なかたちをした記憶の壷の底を探るように、指先でテーブルを丸く撫でた。
「スプートニク……?」
「そういう、ブンガクの流れの名前。よくなんとか派ってあるでしょう。ほら、ちょっど<白樺派>みたいに」
すみれはそこでやっと思い当たった。「ビートニク」
ミュウはナプキンで口もとを小さく拭った。「ビートニク、スプートニク……私はそういう用語をいつも忘れてしまうの。<建武の中興>だの、<ラッパロ条約>だの。いずれにせよ、大昔に起こったことでしょう」
時の流れを暗示するような、軽い沈黙がしばしあった。
「ラッパロ条約?」とすみれは言った。
ミュウは微笑んだ。久しぶりにどこかの引き出しの奥から引っ張り出してきたみたいな、懐かしい親密な微笑みだった。目の細め方がすてきだ。それから手をのばし、細くて長い5本の指ですみれのくしゃくしゃな髪をまた少しくしゃくしゃにした。いかにも無造作で自然な動作だったので、すみれも思わず引き込まれて笑ってしまった。
すみれはそれ以来ミュウのことを心の中で、「スプートニクの恋人」と呼ぶようになった。すみれはその言葉の響きを愛した。それは彼女にライカ犬を思い出させた。宇宙の闇を音もなく横切っている人工衛星。小さな窓からのぞいている犬の一対の艶やかな黒い瞳。その無辺の宇宙的孤独の中に、犬はいったい何をみていただろう。
ニュース - 科学&宇宙 - 今世紀最長の金環食:タイ、バンコク - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
Andrew Fazekas
for National Geographic News
January 18, 2010
バンコク上空の金環食
2010年1月15日、アジアとアフリカの上空に、金環食による“炎の指輪”が出現した。今回の日食の通り道である金環帯は幅300キロ、長さ数万キロに及び、この範囲内なら少なくとも部分日食は観測できる。
(via shrineroof)
18世紀の初め頃の京都と大坂(大阪)はともに40万近い人口を抱えていた。同期の江戸は、人口100万人前後に達しており、日本最大の消費都市であるばかりでなく、世界最大の都市でもあった。当時の江戸と大坂を結ぶ東海道が、18世紀には世界で一番人通りの激しい道だったといわれている[2]。 — 江戸時代 - Wikipedia (via imanoi)
(via bibidebabideboo)
そういえば先日、白線流しで有名な某高校のセーラー服が岐阜なのに関東襟が~という話をしたとき関東襟って何?って聞かれたので分… on Twitpic
(via andi-b)